学長室だより

寒さが一段と増してきました

先週は気温が上がらず、11月中旬並みの寒さとなりました。遠くでは山々の稜線がくっきりと見え、近くではススキが美しく見えるころとなりました。

10月に入って連日のように、地元や近隣の高校1・2年生や中学3年生が教員に引率されて、バスで大学見学会に来ています。私は冒頭で歓迎のあいさつをし、続いて小端広報入試課長がリベラルアーツ教育など本学の特徴をスライドで説明し、その高校や中学の卒業生で本学の在学生が本学での教育について経験を話します。また模擬授業を体験したり、校内を見学したりしています。今年の前期は8校304人が来学し、後期は8校227人が来ています。

今年度もたくさんの高校・中学校の皆さまが大学見学に来ています

今年度もたくさんの高校・中学校の皆さまが大学見学に来ています


 

若い中・高生や大学生には、10代半ばから20代半ばまでの約10年間の青春時代は、平均寿命(男性81.47歳、女性87.57歳)で考えると、今後60年から70年前後生きる人生の大切な土台づくりの時期であることを自覚してほしいです。その大切な時期に高校受験、大学受験、就職という分岐点を迎えて、大きな決断をすることになります。さらに多くの人は30歳前後で人生のパートナーを見いだす結婚という大きな決断をすることになります。

大学時代には、自分らしい生き方をするための自分らしい学びをしてほしいと願っています。自分らしく生きるためには、他の人々の考え方を尊重しながらも、自分らしい考え方を確立していくことが大切です。さまざまな学びをとおして、自分らしい考え方や自分らしい生き方を創り上げていきましょう。(山田 耕太)