情報メディア研究所
井出明講演会「新潟から考えるダークツーリズム」のご案内(2月24日)
2018年2月24日、敬和学園大学情報メディア研究所は、「ダークツーリズム」をテーマとする研究会として、追手門学院大学井出明教授の講演会を行います。
日時:2月24日(土) 14:00-16:00
演題:「新潟から考えるダークツーリズム」
講師:井出 明 氏(追手門学院大学経営学部教授)
会場:クロスパルにいがた映像ホール(新潟市中央区礎町通3ノ町2086番地)
参加費:無料
参加申込みは以下、こくちーずからお願いします(外部リンク)
主催:敬和学園大学情報メディア研究所
共催:新潟ソーシャルメディアクラブ
今回は「悲しみの記憶の承継」というキーワードで、ダークツーリズムに関する研究に取り組まれている、追手門学院大学の井出明先生をお迎えします。国内外で豊富な調査経験を有する井出先生から、新潟県を含む国内外のダークツーリズムポイントを美しい写真とともに紹介していただきます。
講演内容キーワード
- 中越地震と熊本地震が織りなす糸
- 太平洋戦争における新潟とオーストラリアのつながり
- 模擬原爆投下地としての長岡
- マルタの日本海軍墓地と山本五十六の関係性
- 産業史から見た佐渡の世界遺産登録の可能性
- ESD(持続可能な開発のための教育)素材としての新潟水俣病
- ハルビン、ウラジオストクそして新潟という「観光圏」の考え方
- 高度成長と田中角栄というコンテンツ
- 戊辰戦争の記憶と福島第一原発
- 八甲田山死の行軍と新潟のスキー振興
- サーカスの切なさとハヤシライス
【井出明プロフィール】
追手門学院大学経営学部教授。京都大学大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(情報学)。阪神・淡路大震災の復興の経験に基づき、東日本大震災の復興について観光面から論考を発表し続けている。方法論としては、「あえて地域の悲しみのを跡をたどる」というダークツーリズムの展開を提唱し、大きな注目を集めた。フィールド調査を重視しており、スマトラ島沖地震における津波被害からの復興や、ヨーロッパにおける第二次大戦の悲しみの継承手法など、世界中のダークツーリズムの事例に精通している。
※講演終了後の交流会を、共催の新潟ソーシャルメディアクラブの企画により実施します。引き続きご参加ください。
新潟ソーシャルメディアクラブ #15 「旅とソーシャルメディア」/ 井出明先生を囲んだ交流会 in新潟 – パスマーケット(外部リンク: 交流会申し込みページ)
Niigata Social Media Club / 新潟ソーシャルメディアクラブ – ホーム(外部リンク: 新潟ソーシャルメディアクラブ Facebookページ)