学部・学科ブログ

(共生)卒業生リレーエッセイはじめます №1

共生社会学科は2004年に開設し、2023年で学科開設20周年を迎えました。
卒業生は2023年3月末現在で525名となり、さまざまな場所で活躍しています。
この開設20周年を記念して、共生社会学科卒業生によるリレーエッセイを企画しました。
記念すべき第1回(№1)は、2008年度入学生(2012年3月卒業)の野沢ともこさんです。

最近のともこさん

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私は、新潟市役所に福祉職として採用され障害福祉、生活保護ケースワーカー、高齢者福祉に従事し、今は障害ケースワーカー、障害福祉制度決定等の業務を行っています。

もともと人見知りで誰かと一緒に何かを行うことや新しいことに挑戦することに苦手意識がありました。
ですが、経済学や情報リテラシー等の福祉以外の講義を受け、知らないことを知れる楽しさ、広い視野を持つことが福祉の支援に繋がると感じました。
そして、ボランティアやふれバラ(ふれあいバラエティ)に携り、学年や学科を超えてたくさんの人と出会い、ひとつのイベントを一緒に作り上げる大変さを痛感する一方で、楽しさや達成感を得ることができました。またゼミでは、多面的な福祉支援を教えてもらいました。
これら経験を通じ「自分の殻を破ること、広い視野を持つこと」を学びました。

このことがどう仕事に活かさているのか疑問ですよね?
例えば、ケースワーカー業務は、福祉制度ではカバーできないところを保健分野等と連携し支援体制を整えます。市政に関わる業務であれば様々な分野の人と協力し進めていきます。
そのため、受け身だけでは難しく自ら連絡・調整をしなくてはいけません。その時に、自分の殻を破り広い視野で物事を見る姿勢が活きてきます。
最後に、厳しくもあり優しい先生方、笑顔で声をかけてくださった職員の方々と出会い学びの多い4年間でした。
次は、共生社会学科1期生で先輩の古山さん(2004年入学生)につなぎます。

 
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