学部・学科ブログ

実践から学ぶ ソーシャルワーク

コロナ禍で実現が難しかったことのひとつに、福祉の最前線にいるソーシャルワーカーから直接お話をきく、ということがあります。
7月19日、20日に、ようやく、その機会を設けることができました。
今回は、新潟県社会福祉士会の自主活動として始動したばかりのInter-Changeから、石坂さん、土田さんにお越しいただき、ご自身の体験を交えて具体的にソーシャルワーク実践についてお話しいただきました。対象は、ソーシャルワーク実習を一部終えたばかりの3年生です。

石坂さんは、胎内市にある地域包括支援センターのソーシャルワーカーです。
介護職を経てソーシャルワーカーとなり、現在は、担当地区の高齢者の生活、介護、権利擁護などさまざまな相談にのり課題解決にとりくんでいます。
石坂さんのお話の中に、「その人の力を信じる」「弱さと向き合うことで強くなる」「失敗するからこそ成功できることもある」など印象的な言葉がありました。


土田さんは現在独立して社会福祉士事務所を経営しています。
大学を卒業してから現在まで、どのような経緯で独立に至ったか、福祉現場での経験はもちろん、生き方まで想像できるようなお話をしてくださいました。

土田さんはマンガ鬼滅の刃、煉獄杏寿郎の明言「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」を例にあげ、ソーシャルワーカーとしてご自身がどのような思いでクライエントと関わっているかを説明した上で、ソーシャルワークはやりがいのある仕事だと教えてくださいました。また、独立することで福祉をビジネスとして実践できていること、それはとても重要なことだと語ってくださいました。

学生の感想(100字以内)を紹介します。
「人生における貴重な機会を逃さないためには、まず何よりも行動を起こすこと、そして先の自分を見据えることが重要だと感じた。自分の中にある選択肢を広げるためにも、関心を持ったことには挑戦すべきだと思えた。」(3年 横田)

ソーシャルワーク実習指導では、このような機会をできるだけ多くもちながら、未来のソーシャルワーカーを育成しています。

#共生社会学科
#ソーシャルワークコース
#ソーシャルワーク
#ソーシャルワーク実習指導
#新潟県社会福祉士会
#Inter-Change
#地域包括支援センター
#独立型社会福祉士
#鬼滅の刃
#煉獄杏寿郎の明言
#池田しのぶ