キャンパス日誌

2009年度入学式 歓迎の言葉(青柳いづみさん)

在学生代表の青柳いづみさん(共生社会学科)

在学生代表の青柳いづみさん(共生社会学科)


 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在学生を代表して、皆さんの入学を心よりお祝いいたします。新入生の皆さんは、今日の入学式をどんな気持ちで迎えられましたか。喜びや期待と同時に、漠然とした不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか。また遠く親元を離れて、大きな不安の中一人暮らしを始められる方もいると思います。3年前の私も、地元を離れての一人暮らし、大学生活という新しい環境に不安を感じ、心細く思っていたことを覚えています。しかし、入学してすぐ1泊2日で行われる、新入生オリエンテーションでは、たくさんの友人ができましたし、学生だけでなく教職員の方々とお話しする機会も多く、親睦を深めることができました。緊張しながら見学に行ったサークル活動では、先輩方が優しく迎えてくれ、学校生活や勉強に関する話、アドバイスを聞くことができました。皆さんもすぐに大学に溶け込み、毎日を楽しく過ごせると思います。

大学には、1年を通して多くの行事があります。お花見やスポーツ大会、敬和祭、クリスマス礼拝など、ぜひ学校行事に積極的に参加してください。また、留学制度の利用や、インターンシップへの参加、資格取得への挑戦など、自分を成長させるチャンスもたくさんあります。大学生活での思い出を作ると同時に、その中で自分らしさというものを見つけてください。きっと、将来への糧となることでしょう。皆さん一人ひとりが活躍する場、輝ける場が、この大学にはたくさんあるのです。

大学では多くの自由が与えられています。そしてその自由には、責任が伴うと言われます。授業計画を立てることや、1日をどう過ごすかなど、自分の責任の下に行わなくてはなりません。しかし、その責任を重く捉えるのではなく、敬和学園大学の学生であるという、自覚を持って、日々の生活を送ってほしいと思います。そして4年間のうちに何か1つでも、心に残るものを見つけてください。必ず自分を飛躍させる大きな自信となるはずです。

最後に、敬和学園大学はとても暖かい雰囲気に満ちています。教職員の方々と学生が近しい関係にあり、勉強の面でも生活の面でも力強い味方になってくれます。サークルや学校行事を通して、心を許せる友人もたくさんできるでしょう。皆さんがここ敬和学園大学で、多くのことを感じ、楽しみ、学び、充実した学生生活を送られることをお祈りし、歓迎の言葉といたします。

2009年4月3日
在学生代表 青柳いづみさん(共生社会学科)