キャンパス日誌
福島潟でマコモ植栽のボランティアに参加しました
新潟市北区にある福島潟の原生的な水資源を後世に残し、動植物の多様性を保護するために、敬和学園大学の留学生11名を含む14名の学生が集まり、グッドマーカー先生の引率でマコモ植栽の地域ボランティア交流活動に参加しました。
![ボランティアに参加した学生・教員で記念撮影](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp2021/wp-content/uploads/2022/05/f1488d9277149854517c20b82bbb2872.jpg)
ボランティアに参加した学生・教員で記念撮影
福島潟は新潟市北区の南東部に位置する潟湖で、日本の原生風景百景として知られています。しかし、福島潟の潟湖形状は周辺農地整備などで大きく変化し、陸地化が進行しています。
なだらかな水際を保つために、マコモという植物を植栽し、面積を維持していく必要があります。マコモは、天然記念物のオオヒシクイやシベリアから飛来してくるハクチョウなどが福島潟で越冬するための大切な食草にもなります。
![潟舟に乗って植栽地まで移動、福島潟の美しい自然に魅了されました](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp2021/wp-content/uploads/2022/05/4883e6b1d8e1b7f9d5826ee7a4bf81e4.jpg)
潟舟に乗って植栽地まで移動、福島潟の美しい自然に魅了されました
マコモの植栽の活動は、NPO法人ねっとわーく福島潟さまが中心となって毎年行われています。
学生たちは、自然豊かな福島潟の水上を潟舟で植栽地まで移動し、腰まである潟の中で作業をすすめました。
![水中深くにしっかり植栽していきます](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp2021/wp-content/uploads/2022/05/ea40d77679152f4bfc7f9324ec5e298c.jpg)
水中深くにしっかり植栽していきます
![腰まで水位がある潟の中は想像以上に歩きにくいのですが、懸命に作業をすすめました](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp2021/wp-content/uploads/2022/05/a4a44043f7861e93186d4eff3b675ab5.jpg)
腰まで水位がある潟の中は想像以上に歩きにくいのですが、懸命に作業をすすめました
活動後には、福島潟に生息するアメリカザリガニをボイルした料理が提供されました。
学生たちは、福島潟の豊かな自然を五感で味わい、活動を通じて身近にある環境を保全していく重要性を体感したことと思います。(国際交流委員長・国際文化学科教授 房文慧)
![お昼にはボイルしたアメリカザリガニの提供がありました!](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp2021/wp-content/uploads/2022/05/b9fb4b7a859ea07e5b3899cff1ca1b78.jpg)
お昼にはボイルしたアメリカザリガニの提供がありました!
参加した学生の感想
「『環境経済学』の授業を履修していますが、ボランティアに参加して地域の環境問題について初めて知りました。」
「今まで何度も訪れたことのある福島潟のボランティアに参加することができ、とてもうれしかったです。」
「とても疲れましたが、エコ貢献ができて大変うれしいです。小さい舟に乗って作業をしていたら、バランスを崩して全身潟に落ちてしまい、泥だらけになりました。」
「作業に夢中になり、泥潟に落ちるというハプニングがありましたが、今日の経験が忘れられない一生の思い出となりました。」