キャンパス日誌

故長澤元課長のための植樹式

敬和学園大学の設立からご尽力くださった、故長澤雄介元総務課長(2008年9月逝去)を記念した植樹が行われました。敬和学園高等学校1期生で初代生徒会長であった故長澤元課長は、敬和学園の精神を体現され、労を惜しまず、本学設立当時の手作りに近い一つ一つの作業を実直にこなされ、その姿を通じて私たち職員をご指導くださいました。
本学の校庭は、春になるとたくさんの桜の花に埋め尽くされます。「この桜は、開学のころにゴム長靴を履いて、小さい苗木1つ1つを手で植えたものなんだ」と故長澤元課長から伺ったことを思い出します。本学は、皆さまからの貴重なご寄付で設立された大学であり、設立当時の限られた資金では、外構まで予算を組むことができなかったのです。月日は流れ、校庭の木々も大きく育ちました。小森林の真ん中に植えられた「しだれ桜」、20周年を迎える春に満開となる日が待ち遠しいです。

 

<20周年を前に>