キャンパス日誌

新潟県初の「献血・骨髄バンクドナー登録 同時開催」

敬和学園大学では、毎週金曜日のII限に、学生たちの人間形成の場として「チャペル・アッセンブリ・アワー」の時間を設けています。学生と教職員が共に礼拝と講話の時間を守り、学内のみならず、広く学外から牧師や有識者の先生方を講師としてお招きし、お話ししていただいています。

今日は、卒業生で豊栄キリスト教会牧師である近伸之さんと、福島県骨髄バンク推進連絡協議会いわき支部運営委員の志賀としえさんのお二人を講師にお迎えしました。お二人とも、難病を乗り越えてきた経験から、次の世代である本学の学生たちに、自分が生きている意味、そして社会の中で共に生きることの大切さをお話しいただきました。静かになった教室の中で、お二人の言葉が学生たちの心へ直接染みわたり、涙を流しながら聞き入る学生たちもいました。
その後に、「献血」と「骨髄バンクドナー登録」を行いました。2つを同時に開催するのは、新潟県主催としては初めてのことだそうです。学生たちそれぞれが「チャペル」の時間を通じて、今の自分にできることを見つめなおす機会を持てたことで、献血には25名、骨髄ドナー登録に13名の学生・教職員の協力が得られました。

<一歩踏み出す勇気を得て>