キャンパス日誌
【ゼミ】山古志で、自然と人間が共存する日本の原風景を見てきました(房・一戸)
国際文化学科の房ゼミ・一戸ゼミは、敬和学園大学に留学中の特別聴講生(中国・広東海洋大学寸金学院学生)と共に、新潟県長岡市山古志を訪問しました。山古志の歴史・文化、そして中越地震による被害とその後の復興について、教室で学んだことを自分の目で確かめるためです。
![寸金学院からの留学生と房先生](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/8dfcad2a3d335a6ef9f1ab3b5d3177bf-1024x682.jpg)
寸金学院からの留学生と房先生
山古志は、日本の原風景を見られるところです。山古志の人々は、地滑りしやすい地盤に対応するために、横井戸掘りなどの独特な技法で水資源を確保し、棚田(稲作作り)、棚池(養鯉に利用)を活用して、長い年月にわたって自然と人間が共存し、よい循環をもたらす、保全活動を展開しています。
![青空が反射してきれいな山古志の棚田](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/09a70a789a5d63f70a6bc2942ff5fc6a-1024x682.jpg)
青空が反射してきれいな山古志の棚田
丸重養鯉場を見学したあと、学習の一環として、丸新料理屋にて鯉刺身を試食すると共に、山古志で取れた米と野菜などをふんだんに使った「山古志弁当」をいただきました。また、震災復興資料館郷見庵売店では、手作りの山菜漬物の味を満喫することができました。
![丸重養鯉場にて説明を受ける学生たち](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/8b9cb89b4d5628bfd71312e2c050bebb-1024x683.jpg)
丸重養鯉場にて説明を受ける学生たち
![鯉のお刺身をいただきました](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/543ffe6fb2f51561a725a965597dc019-1024x683.jpg)
鯉のお刺身をいただきました
![山古志弁当で現地の幸を満喫](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/4138f731f452f1a0f842c4acf5967834-1024x683.jpg)
山古志弁当で現地の幸を満喫
山古志の棚田・棚池を利用した稲作・養鯉文化などは、2017年3月、日本農業遺産に認定されています。留学生にとって、この日の体験は、日本文化・歴史に触れ、さらに深く理解するための貴重な機会となったことでしょう。
一戸ゼミは、当日映像による取材活動を行い、山古志をテーマにした映像作品を制作する予定です。
![一戸ゼミによる映像撮影](https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/06/129ffd512f3c1823e4328dcf5ee40954-1024x683.jpg)
一戸ゼミによる映像撮影
(国際文化学科教授 房文慧、一戸信哉)
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