哲学
哲学
「当たり前」を疑う
哲学は、私たちの「当たり前」を問い直す学問であると言えます。例えば、「私とは何か」、「なぜ道徳的であらねばならないのか」など、私たちの周りには哲学的な問題がいくつも隠されています。こうした問題に取り組むことは、人間や世界についてじっくりと考える機会となります。
この学問と社会とのつながり
哲学を学ぶことは、ヨーロッパ文化の基礎を理解することにつながります。そこで得られた知識は、自分とは異なる価値観を持った人々と共に生きていくための助けとなるでしょう。さらに、哲学書を読み解く中で身につけた論理的思考力や読解力は、大学を卒業した後も大いに役立つはずです。
この学問分野を担当する教員
井西 弘樹(いにし ひろき)
・所属: 人文学部 国際文化学科
・職名: 専任講師
出前講義(演題)
「哲学とはどのような学問か」
この講義では、ソクラテスとデカルトという2人の哲学者について紹介します。ソクラテスの「不知の自覚」や、デカルトの「われ思う、ゆえにわれあり」という言葉には、哲学のエッセンスが詰まっています。両者の考えを出発点として、哲学とは何かについて学びます。
●必要となる機器:プロジェクター、スクリーン
「同情の難しさについて」
相手の苦しみを自分のことのように感じることは、一般に同情と呼ばれます。同情には、善い側面と悪い側面の両方があるとしばしば言われます。この講義では、同情の難しさについて、哲学者ニーチェの思想を手がかりに考えてみたいと思います。
●必要となる機器:プロジェクター、スクリーン、DVDプレーヤー
探究学習(キーワード)
哲学、倫理
* 探究学習でのご協力内容など、事前にお打合せさせていただきます
「出前講義・探究授業」の申し込み・お問い合わせ
敬和学園大学 広報入試課 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
Tel:0120-26-3637 Fax:0254-26-3996
お申込み後、講師のスケジュール等を調整し、ご連絡をさせていただきます。
出前講義・探究授業は、新潟県内の高等学校を対象としております。ご希望に応じて、敬和学園大学の教室を利用しての講義も可能です。